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成犬トイレトレーニング 3ヶ月で完了 室内フリーが成功のポイント

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うららかペットシッター

失敗続きの2ヶ月間から大逆転。
思い切って室内フリーにしたら1ヶ月でトイトレ完了しました!

あきらめずに 根気よく! 今こそ、マナーパンツ生活を卒業しよう!

トイレトレーニングは室内犬にとって必須

チワワママ

室内フリーにすると家中どこでも排泄…。サークルの中に長時間入れておくのもかわいそうだから日中はマナーパンツなの。

柴犬ママ

室内で排泄しないから失敗はないんだけど、どんな天気の日も散歩に行かなくちゃいけないのが大変で…

そもそも室内で排泄をしたがらないから失敗しないだけ。そんなワンちゃんは水を飲むのを控えてしまうため、体にもよくありません。なるべく室内で排泄できるようになるといいですね。

トイレトレーニングができていれば、愛犬との旅行も気兼なく楽しめるようになりますよ。

読んでほしい人
  • 成犬になったワンちゃんを飼い始めた人
  • 保護犬を迎えた人
  • 愛犬のトイレトレーニングに挫折した人
  • 初めて犬を飼い始めた人

うちの犬が成犬になってもトイレを覚えられなかった理由

ペットショップ在籍期間が長かったトイプーは、家にきた時は1歳2ヶ月でした。ペットショップの狭いケージ生活ではトイレを覚える必要もなく、トイレトレーニングは全くできていない状態でした。

ペットショップでは、ケージの中で1日中過ごしており、散歩に連れて行ってもらうこともありませんでした。

排泄をすると、ペットショップのスタッフが床材を新しいものに替えます。その間、ケージの外に少しだけ出してもらえることを覚えたトイプーは、スタッフに構ってほしい時、ケージから出してほしい時に排泄をするようになっていました。

全くトイトレができていない1歳2ヶ月のトイプードルを家に迎えて3ヶ月が経過。

ようやくトイレトレーニングがひと段落しました。

トイレトレーニングを開始する最適なタイミング

成犬になったワンちゃんのトイトレをする最適なタイミングは、飼い主側に時間が取れるときです。

トイトレは、子犬の頃に始めるのが良いとされています。すでに習慣になってしまったことを修正するのにはどうしても時間がかかってしまうからです。

やると決めたら今すぐに始めましょう。

  • 家にワンちゃんを迎えた当日
  • 飼い主の長期休みの初日
  • 絶対にトイレトレーニングをすると決めた日

トイレトレーニングの最終目標

排泄はトイレシートにするということを理解する

我が家では、トイレトレイを使用せずにトレーニングを行いました。トイレトレーを使うと足裏を汚さずに排泄することができます。一方、トレーニングの初期段階では、トイレトレーの隅でしてしまい床におしっこが漏れてしまったり、汚れたトイレトレーを何度も洗わなくてはいけなかったりして面倒です。

また、旅行などの外出の際に、トイレトレーを持って出かけるのも大変。

トイレシーツの上にしてくれるようになれば、外出先でも、シートを持参すれば、愛犬に排泄を長時間我慢させることもありません。

目標達成のためのステップ7

  1. 排泄のタイミングを知る 
  2. 排泄したい場所を知る  
  3. 排泄欲求のタイミングでトイレに連れていく
  4. 自らトイレに行ける環境にする
  5. トイレとは別の場所にトイレシートを置く
  6. 外出先でもトイレシートで排泄するようにする
  7. トイレシートで排泄してから出かけることを習慣にする

① 排泄のタイミングを記録する

犬の排泄のタイミングは、起床後散歩中散歩後運動後食事後寝る前といわれています。一日2回程度の犬もいるようですが、朝夕の散歩時、外で排泄するため2回になっていることが多いようです。

室内で愛犬と長く過ごせる日に排泄のタイミングを記録しましょう。

成功のポイント↓

  • 狭い範囲でフリーにする。
  • 犬の活動範囲の床全面にトイレシーツを敷く。
  • 排泄のタイミングを知ることが大切なので、排泄したことに対してほめたり、叱ったりせず、淡々と片付ける。
  • 排泄を我慢せずにしたいときにできる環境作りをする。

② 排泄したい場所を知る

愛犬が排泄した場所から、どんな場所で排泄したがっているのかを分析。犬はおしっこで足が濡れることを嫌がります。おしっこが染み込んでくれる材質の床に排泄したがるのはそのためです。カーペットや絨毯、ラグ、畳にしてしまうとその場所が快適におしっこできる場所だと覚えてしまいます。

トイレトレーニング中の床は、フローリングなどのおしっこが染み込まない床材にトイレシーツを敷くだけの状態がおすすめです。トイレシートの上にすれば、足が汚れずに快適であることに早く気がついてくれますよ。

成功のポイント↓

  • 狭い範囲でフリーにする。
  • 排泄をしたトイレシートはすぐに片付ける。
  • 床全面に敷いていたトイレシートを徐々に減らしていく。
  • トイレシートにしたがるのか、場所や匂いでしたがるのかを観察する。
  • トイレシート以外の場所でおしっこをした時は、反応せずに片付ける。匂いが残らないようにきれいにする。
  • おしっこの染み込まない材質の床にトイレシートを敷く。
  • 同じ場所に失敗してしまうようだったら、家具などを置いて物理的に排泄できないようにする。

③ 排泄欲求のタイミングでトイレに連れていく

排泄のタイミングと排泄したい場所がわかれば、排泄欲求サインが出た時にトイレに連れていくようにします。

床の匂いを嗅ぐやクルクル回るというような、排泄欲求サインが出てからトイレに連れて行くと間に合わないことも。その場合は、排泄のタイミング(起床後や食後)で、トイレに連れて行ってしまいましょう。抱っこで連れて行ったり、おやつで誘導したりします。

成功のポイント↓

  • 室内フリーで過ごす。
  • トイレは寝床と離した場所に設置する。
  • 排泄のタイミングで、必ずトイレに連れていく。
  • すぐに排泄しない場合は、サークルの中にトイレを設置し、排泄が終わったら愛犬を外に出す。
  • 排泄している時に「1(ワン)、2(ツー)、1(ワン)、2(ツー)」など決まった声かけをする。

我が家の愛犬は抱っこで連れていきました。サークルの中に入ると、初めはソワソワしてはいるものの排泄はしませんでした。そこで、飼い主に構ってもらうために排泄をするという愛犬の特徴を生かして、その場から離れることにしました。サークルに戻ってみるとおしっこをした後でした。トイレシーツを片付けながら、愛犬の頭をなでてほめます。片付けが終わってから、サークルから出すようにしました。

起床後、ご飯の後、散歩前の前後、寝る前と定期的にトイレに連れていきます。確実にシートの上で排泄させ、毎回ほめるようにします。成功体験が積み重なると、シートで排泄することが習慣になります。我が家では2週間程度繰り返し、行いました。

④ 自らトイレに行ける環境にする

飼い主が連れていけば、トイレシートで排泄できるようになったら、次はトイレのタイミングになったら愛犬が自らトイレに行けるような環境作りをします。この段階が一番失敗が多いです。おしっこをされたら困るものは、愛犬の活動範囲に置かないようにしましょう。

成功のポイント↓

  • 室内フリーにする。
  • 排泄のタイミングになったら構わない。遊ばない。話しかけない。
  • 排泄の瞬間に立ち会えるように、飼い主はトイレが見える場所にいる。
  • トイレ以外の場所で排泄した時は、反応せずに片付け、匂いが残らないようにする。
  • 失敗したことには触れない。排泄すると嫌なことが起こると犬が学習すると室内で排泄しないようになり、トイレトレーニング自体ができなくなる。
  • 排泄が始まったら、「1、2、1、2」などの決まった声掛けをする。
  • トイレに行って排泄した直後にほめるようにする。

 トイレとは別の場所のトイレシートを置く

初めにトレーニングしたトイレとは別の場所にトイレシートを敷きます。初めのトイレよりも近くて行きやすい場所に設置します。トイレ以外の場所でも、トイレシートが敷いてあるところには排泄してよいと学習させます。愛犬の活動を観察して、複数箇所に設置してみるのもよいと思います。

  • 室内フリーにする
  • サークルやケージ内など囲まれていないところにトイレシーツを敷く。
  • 寝床と離れたところに設置する。
  • はみだす場合は、トイレシーツのサイズを大きくするか、複数枚つなげて敷く。
  • 壁につけて敷くと、くるくる回りづらい。壁から20㎝程度離す。
  • 初めは、2、3箇所トイレの場所をつくってみる。
  • トイレシーツ以外の場所に排泄した場合は、すぐに片付け、匂いが残らないようにする。
  • 排泄し始めたら、「1、2、1、2」などの決まった声掛けをする。
  • トイレシートに排泄したときは、その直後にほめる。

⑥ 外出先でもトイレシートで排泄させる

室内ドッグランや、親族や友達の家、旅行先のホテル等、失敗してはいけない場所に愛犬と行く時、犬用オムツを履いていきますよね。

飼い主にとってはオムツをしているから安心ですが、犬にとってはオムツの役割がわかりません。室内のどこで排泄をしたらいいのか分からず、我慢してしまいます。また、排泄しても飼い主さんの反応がないため、戸惑ってしまう犬も。室内のどこにでもしていいと思ってしまうとトイレトレーニングは後退してしまいます。

そこで、いつも使っているトイレシーツを外出先の室内に敷いてあげます。我慢せずにトイレシートの上で排泄してくれますよ。

成功のポイントは↓

  • ・トイレシートの上でおしっこをしたら、オムツの中でおしっこをしていても、その度にほめる。
  • ・トイレシーツを持参し忘れないよう、散歩カバンや車内に常備しておく。

⑦ トイレシートで排泄してから出かけるようにする

「散歩の前に自宅の敷地で排泄を済ませるようにしましょう。」

犬の散歩マナーとして、飼い主に注意を呼びかける自治体が増えてきました。犬は、おしっこの匂いのついている場所に繰り返しマーキングする習性があります。家のブロック塀や電柱、標識に繰り返しおしっこをするとその部分が腐敗して倒壊してしまうことも。外で愛犬が排泄した後、水で洗い流していない飼い主が多くいます。

犬を飼っていない世帯の方が、犬を飼っている世帯よりも圧倒的に多いことを忘れずに生活することが大切です。

成功のポイント

  • 散歩に行く前にトイレに連れていく。
  • 「1、2、1、2」などのいつもの声掛けをして排泄を促す。

トイレトレーニングに早道なし

我が家のトイレトレーニングは、家に迎えてから3ヶ月もかかりました。

サークルに入れられると、「ここから出たい。」「飼い主に戻ってきて欲しい。」「飼い主に出かけて欲しくない。」数分後に必ず排泄をしていました。この状態だと、サークルに入れておく限り、頻繁におしっこウンチを絞り出します。サークル内にトイレシートを敷き詰めておいても、サークル内に閉じ込められることが嫌でパニック状態のトイプードルは、ウンチもおしっこも踏み荒らします。シートの場所を変えたり、シートの数を徐々に減らして踏まない位置にさせるように誘導してみたりしましたが、うまくいきません。トイプードルの被毛に排泄物が付着すると大変ですから、飼い主側もすぐに、排泄物の片付けをします。結果的に排泄すれば、飼い主が構ってくれると学習することになってしまいました。

そこで、思い切って室内フリーにすることにしました。

家中のいろいろなところで排泄をしたら嫌だと思って躊躇っていましたが、結果的にはこれが良い結果を招きました。

室内フリーにしてからは1ヶ月でトイレシーツの上で排泄できるようになりました。

狭いサークル内での排泄させていると、食糞を誘発させてしまうことにもなります。

思い切って室内フリーにして愛犬と向き合う時間をたっぷりと取ってあげてください。

きっとトイレトレーニングもうまくいきますよ!