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【愛犬のシャンプー手順とコツ】節約&時短!雨の日は自宅サロン

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ペットシッターのうららかさん

梅雨になって雨の日が続くときは、自宅でシャンプーがおすすめ♪
節約になるし、好きな時に気軽にできるのもいいんだよね。

ペットシッターのうららかさん

以前はトリミングサロンでシャンプーを予約していたんだけど、予約した日が、朝から快晴で、お出かけすればよかったー!ってめちゃめちゃ後悔したの!

JRTラン

今は月1回シャンプーしてもらってるから、毛並みはいつもふわふわ♪

わんちゃんママ

自宅で自分でなんて難しそう…うちのワンコ、シャワーもドライヤーも苦手だし…お風呂場も脱衣所も狭いし…

ペットシッターのうららかさん

手順とコツを押さえれば意外と簡単だし、月に3000円以上の節約もできちゃった!

この記事では、JRT飼い歴3年の私が、自宅で愛犬をシャンプーする時の手順とコツを紹介します。
ちなみに、うちのJRTランは水遊びは好きですが、シャワーの水が顔にかかるのは嫌いです。ドライヤーを取り出すとしっぽはたれ下がり、ドライヤーのスイッチを入れた途端、ドライヤーに噛みつきに行きます。
いろいろな本やブログ記事でシャンプーのやり方を勉強してからやってみましたが、逃げ出そうとするJRTを押さえるのに必死。シャンプー終わりは、いつも飼い主までずぶぬれでした。
今でも試行錯誤中ですが、犬をいきなり浴室に連れていかずに事前に準備をしてから行うことで、短時間で終わるようになりました!
「今日は足をきれいにしよう。」「お湯で洗うだけでよし。」など、シャンプーの目的決めて行うようになったら気持ちも楽になりました。愛犬と飼い主に負担の少ないシャンプーができるようになれば、月に1回のシャンプーを必要に応じて2回に増やすこともできますよ。
しかも、月に3000円以上の節約ができたら、やらない手はないですよね。
おすすめのシャンプーや便利グッズも紹介するので、ぜひ挑戦してみてください♪

自宅で愛犬をシャンプーするには事前準備が大切

ドライヤーで乾かされるジャック・ラッセル・テリア
ドライヤーから逃げようと歩き回っています。狭い脱衣所で逃げ場がないですね…

事前の準備が成功の鍵です!
シャンプーのやり方を調べると、犬をどのように洗うのかが書かれた記事ばかり出てきます。動物を扱う専門家の書かれた記事には説得力がありますが、犬のシャンプー経験のない人がその通りにやろうとするとなかなかうまくいきません。

事前準備は15分程度で終わります。
焦らずに、準備ができてから愛犬を浴室に連れてきましょう!

事前準備① 爪を切っておく(前日までに)

「水が嫌い。」「シャワーが嫌い。」「ドライヤーが嫌い。」など、シャンプーが苦手なワンちゃんは、何としても逃げようと必死です。そんな愛犬の動きを止めるとき、ワンちゃんの爪が長いと飼い主さんがケガをしてしまう可能性も。事前に爪は短く切るか、ヤスリで整えておいてください。ですが、爪切りが苦手なワンちゃんも多いですよね。(うちのJRTも大嫌いです…)「爪切り嫌い。」「シャンプーも嫌い。」嫌なことを同じタイミングにするのは、愛犬と飼い主さんの大きな負担になってしまいます。
爪切りはシャンプーの前日、もしくは日頃から短くしておくことをおすすめします!

事前準備② ブラッシングをしておく

ブラッシングすることで、汚れや毛玉を取り除くことができます。ダブルコートのワンちゃんは春と秋は換毛期です。抜け落ちる毛を予め取り除いてから、お湯をかけると、短い時間で毛の根元や皮膚までしっかりと濡らすことができますよ。

事前準備③ 脱衣所と浴室を温めておく

初めて犬をシャンプーすると、ワンちゃんはもちろん、飼い主もびしょぬれです。着替えてから愛犬を乾かしていたら、ワンちゃんは寒さで震えてしまいます。すぐにタオルドライ&ドライヤーをすることが大切です。寒くならないように、浴室はもちろん、脱衣所も暖房器具なので温めておきましょう。ドライヤーが嫌で大暴れすることもあるので、転倒時は電源オフになる暖房器具がおすすめです。我が家はセラミックファンヒーターを使っています。

事前準備④ バスタオルを脱衣所の床全面に敷いておく

濡らされた犬は、自分で体を震るって水分を飛ばします。ブルブルブルっと自由に震わせてあげましょう。水分が自然と飛び散ってくれるので、毛を乾かす時間も短くて済みます。
しかし脱衣所の床には水が飛び散りますよね。濡れている床を歩き回ると、愛犬も飼い主さんも滑ってしまい危険です。そこで床全面にバスタオルを敷いておきます。滑らないし、舞い落ちる犬の毛が、洗濯機の下などに入り込むのも防いでくれます。歩き回るうちに足の裏の水分も吸収してくれますよ。

事前準備⑤ 愛犬の好きなおやつを用意しておく

私はシャンプーの最中、おやつをタイミングよく与えるようにしています。愛犬が苦手なことをやり終えた時に、大げさに褒めてから与えると効果的です。
ドライヤーの時など、じっとしていてほしいときには、おやつを届きそうで届かない高い所に置きます。おやつを何とか取ろうと背伸びをしている隙に、お尻や足元を乾かしています。
シャンプーがうまくいかないからといって、おやつを与え過ぎないように気をつけましょう。私は、おやつを小さく切っておいたり、カロリーの低いおやつを選んだり、硬くて時間がかかるおやつにしたりするようにしています。

事前準備⑥ ドライヤーとタオルを準備しておく

ドライヤーは電源プラグをコンセントに差し込んでおき、床に置いておくようにしています。電源を入れてすぐに乾かし始められるようにしておきましょう。片手でドライヤーを持ちながら愛犬を保定するのが難しい場合は、ドライヤーを固定できるグッズを使うといいですよ。
床に敷いておくバスタオルの他に、タオルドライ用のバスタオルも必要です。うちのJRTはドライヤーが苦手なので、バスタオルはドライヤーの上に置いて、ドライヤーを隠すようにしています。

事前準備⑦ 浴槽にお湯を溜めておく

愛犬がシャワー嫌いな場合、シャワーだけで泡を洗い流そうとすると時間がかかってしまいます。嫌がるからと言って、泡が残った状態は皮膚にはよくありません。そんな時、お湯をためた浴槽に入れて、手桶で泡を流すようにすると早く終わります。湯の量は愛犬の首元よりも下になるようにしましょう。

事前準備⑧ 洗い桶にシャンプー剤とお湯を入れて泡立てておく

シャンプー剤を皮膚に直接つけてはいけません。犬の皮膚は赤ちゃんの皮膚よりも敏感だといいます。あらかじめ泡立てておいたり、お湯で薄めておいたりするといいですよ。泡立たせようとシャンプー剤をたくさん使いすぎるのも皮膚の負担になります。時短&節約のためにも適量を使いましょう。

自宅で愛犬をシャンプーする手順

お湯をかけられるジャック・ラッセル・テリア
顔に水を掛けられたくないので、背中を向けて立ってます。飼い主の左手は犬の重さでプルプルです…

① お湯をかける

シャワーヘッドを地肌につけるようにして、顔から遠い所からぬらしていくようにします。
①背中→②胴体(お腹、お尻)→③脚→④頭→⑤顔の順で毛の根元をからぬらしていきます。シャワーの向きに気をつけて、鼻に水が入らないようにしてあげます。

シャワーが苦手なワンちゃんの場合は、浴槽にためておいたお湯をスポンジに含ませて、少しずつ体をぬらしてあげましょう。

お湯の温度は35度から37度で、ややぬるめです。夏場でも体が冷えてしまうのでお湯にします。逆に冬場はすぐに冷たくなってしまうので、暖かめにしおくとちょうどよくなります。

② 泡立てたシャンプーで汚れの気になるところを洗う

足裏やお尻など気になるところを先に洗ってしまいます。愛犬が嫌がってどうしてもシャンプーを続けられなくなっても洗いたいところが洗えていたらすぐにシャンプーを止めることができますよ。無理やり続けると2回目のシャンプーがもっと大変になります。
目元や口元も洗いたいですが、嫌がるワンちゃんも多いです。泡を付けたスポンジやタオルで拭くようにして洗います。この時、犬の目線より下から手を伸ばして洗ってあげると、嫌がることが少ないです。犬は頭上から人の手が伸びてくるだけで、咄嗟に避けてしまうことがあるからです。

③ 泡をしっかりと洗い流す

頭からお湯をかけてしっかりと洗い流しましょう。じっとしてくれずに時間がかかりそうな時は、足元までお湯を張った浴槽に入れます。浴槽に入れたたけで足元とお腹は、泡が取れるので、後は頭と首、背中にお湯をかけてあげればいいだけです。この方法だとすぐに泡を洗い流すことができます。浴槽から出して、念の為シャワーで再度、体全体にお湯をかければOKです!

自宅で愛犬をシャンプーした後の拭き方&乾かし方

お尻を乾かしているジャック・ラッセル・テリア

我が家のJRTの場合、乾かすのが一番大変です。ここは嫌がるからといって濡れたままにはできません。乾燥が不十分で皮膚が不衛生な状態になってしまうと、雑菌が繁殖して、皮膚炎になってしまうことも。自然乾燥は絶対にやめましょう。

① ブルブルさせる

ぬれた犬を手から離すと、本能で体をブルブルっとして余分な水分を飛ばします。このブルブルでほとんどの水分が取り除かれますが、脱衣所に水が飛び散ります。浴室で何度かブルブルしてくれるといいですね。

② タオルドライする

タオルを押し当てて水分を吸収するようにします。愛犬の体全体を包み込む大きなバスタオルを用意しましょう。マイクロファイバーのタオルだと薄手なのに吸水性がよく、洗濯後、乾くのも早くて使い勝手が良いです。夏の水遊びでも重宝するので、何枚か買っておのをおすすめします。我が家は家族全員分のバスタオルを全てこのタオルに買い替えました。すぐに乾くので、毎日洗濯するご家庭であれば、洗い替えの必要もなくコスパよきです♪

③ ドライヤーで乾かす

ブルブルとタオルで大体の水分は取り、ドライヤーで乾かす時間はとにかく短時間に。
締め切った脱衣所は湿気が多く、いくらドライヤーをかけても乾きにくいです。換気扇を回し、空気の入れ替えをしながら行うと良いです。
ドライヤーが苦手なワンちゃんがほとんどだと思いますので、部屋の角や、台の上(JRTはジャンプして逃げ出そうとするのである程度の高さがある台がいいです‼️)など、愛犬の動きを止めて行うといいですね。この時、コームやブラシ、くしなどで、毛と毛の間にすき間をつくってやると、温風が皮膚に届きやすいです。両手が空くと、作業効率が良いので、ドライヤーを固定したり、エプロンをして行う場合はエプロンの上部にドライヤーを差し込んで乾かすと便利です。
ワンちゃんの顔から遠い所から、20cm以上離して、熱くなりすぎていないか手で確かめながら行いましょう。

④ 脇や内股、お腹、足の指の間など、水分が残りやすいところを乾かす

敏感なところで、触られること自体、嫌がってしまうワンちゃんも。そんな時は、おやつをワンちゃんの届くか届かないかの高いところに置きます。なんとか取ろうとジャンプしたり、立ち上がったりしている間に、乾かしにくいところにドライヤーを当てていきます。そう長くは続かない方法なので、「もう少しで終わるのに愛犬がじっとしていられない。困ったな。」というときにおすすめの方法です。

⑤ めっちゃほめる!

本音としては、シャンプーを頑張った自分を褒めてあげたいところですが、まずは、愛犬を褒めてあげましょう。このタイミングで、先ほど使った、届きそうで届かなかったおやつをあげてもいいですね。とにかく「シャンプーを終えたことでもらえたおやつである」と印象づけることが大切です!
おやつの前にマテやフセをさせてしまうと、何に誉められているのかが分かりづらくなってしまうので、私は、あえてコマンドはしないようにしています。

自宅シャンプーのメリット&デメリット

シャンプー終わりのひと時。疲れた…けど、幸せ♪

メリット

  • いつでも、好きなタイミングでできる。(ドックランに行った日の夕方や、雨の日など、思い立ったらシャンプーできます。)
  • スキンシップになる。(犬は、大好きな飼い主さんに触られると、幸せホルモンのオキシトシンが分泌される!)
  • 愛犬の皮膚の異常に気づける。(ブラッシングやドライのタイミングで湿疹やかぶれに気が付くことも)
  • めっちゃ節約!(小型犬でも1回のシャンプー代は4000円程度。はじめに道具やシャンプー剤を揃えておけば、繰り返し使うことができるのでかなり経済的です。)

デメリット

  • トリマーさんのように隅々まで洗うことが難しい。(トリマーさんは、わんちゃんを扱うプロ。素人では敵わない。)
  • 時間がかかる。(2時間は必要。初めてはもっとかかるかも。道具やシャンプー剤は安く済んでも、飼い主さんの時間単価を考えると割りに合わない。)
  • 犬用のシャンプー剤やタオルを準備する必要がある。(愛犬の皮膚の状態に合わせたシャンプーを選んで購入しておきます。)
  • 疲れる!暴れる犬との格闘はかなりの体力と精神力が必要です…シャンプーの後はお互い疲れて爆睡です。
  • 毛が舞い散って後の掃除が大変。(いくら対策をしてもドライヤーで吹き飛ばした犬の毛は電化製品の隙間や衣類につきまくります。その毛を取るだけでも大変。)

まとめ

今からシャンプーするとわかった犬
今からシャンプーするとわかったJRT…眉間のシワが…彼女はこの場からどう逃げようか考えています。

知らないトリマーさんにシャンプーしてもらうよりも、よく知った飼い主さんにシャンプーしてもらえたらワンちゃんにとっては、ストレスは少ないです。

プロに頼まない分、愛犬の体格や毛質、性格に合わせた工夫や、家のどこでシャンプーやドライをするのかを考えて、タオルやドライヤーなどの道具を準備する必要があります。準備なしにいきなり洗い始めると、案外大変です。
初めから完璧にやろうと思わず、汚れがちな足裏やお尻周り、お顔を中心に部分洗いから始めます。だんだん慣れていったら、全身洗いに挑戦すると良いと思います!

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