ペット業界未経験から開業するために、2023年3月、ヒューマンアカデミーの通信講座『たのまな』でペットビジネスマイスター講座の学習を始めました!
私は、2022年11月からペットシッターのアルバイト、2023年4月からペットショップ店員として働きながら、2024年10月ペットシッターとしての開業を目指しています。
- 通信講座ってどんな勉強をするの?
- テキストが難しすぎて挫折しないか心配…。
- 講座修了するのにどのくらいの勉強時間が必要なの?
- 生体を使った実習ができないんじゃ、実践的な技術は身につかないのでは?
- 自宅学習だけなのにこの受講費…高額すぎない?
これは、私自身がヒューマンアカデミー『たのまな』のペット講座に抱いていた心配事や疑問点です。
その後、他の講座や専門学校などを調べ、結果、『たのまな』のペットビジネスマイスター講座に決めました。
自信を持って、通信講座『たのまな』のペット講座は開業に役に立つ知識と技術が身に付く!とお伝えできるように、このブログでは、ヒューマンアカデミー『たのまな』ペットビジネスマイスター講座の学習を張り切って進めていき、その様子を記事にしていきます!
この記事を読めば、通信講座『たのまな』のペット講座の概要が分かります。
未経験からペット業界での開業を目指している方の励みにもなればと思っています。
是非、他の記事も読んでいってください!
DVD教材「グルーミング用具の使い方」視聴
グルーミング用具についてはテキストにも記載がありましたが、道具の使い方は、動画の方が分かりやすかったです。
ハサミの種類
刈り込みバサミ
テリア種やプードルの被毛の輪郭を形作るときに使われるハサミ。連続的に毛を刈り、柔らかく丸みのあるラインを出すことができる。
カットバサミ
長さを一定に揃える場合と直線的なラインを出すときに使用する。
ミニカットバサミ(ボブバサミ)
カットバサミの小型のハサミ。耳の縁の毛の切り込み。パッドの毛の処理。プードルのバンド作り、ヒゲ、眉などの細かいカットに適している。
すきバサミ
すき刈りや段差をボカす時、テリア種やコッカースパニエル、ポメラニアンなどをカットした後の被毛色の濃淡をぼかす作業にも使われるハサミ。
ハサミの基本技法
ハサミの持ち方
小指掛けに小指を掛ける。薬指を環指孔に第二関節まで入れる。
母指孔に親指の爪半分くらいを入れる。
人差し指と中指を柄に添わせ、保持する。
ハサミは親指のみを動かして開く!開閉の角度は20度から60度の範囲。
↑とにかくこれが難しい!
水平に切る
テーブルからわずかに浮いた状態で、水平に左右に動かす。
被毛の厚さを一定に保つために必須のスキル。
曲面を切る
刃先を内側に向けて大きく半円を描きながら、コーナーを曲がる。手首をひねることで体の曲面に添って切り込むことができる。自然なカーブを連続的にカットするために必要なスキル。
丸く切る
自分の手の位置を変えずに手首をひねり、刃先を回転させてカットする。
頭部のドームを丸く仕上げたり、プードルのボンボンを球形にカットするスキル。
側面を切る
ハサミを垂直に持ち、腕を上下に移動してカットする。ボディの側面をまっすぐに仕上げる時に使うスキル。
横に切り揃える
ハサミを自分の体と平行に持ち、一定の高さでテーブルと平行にカットする。
アンダーライン、下顎、耳先の毛を切り揃える時に使うスキル。
正面を切る
ハサミをテーブルから垂直に立ち上がるように持つ。
ヒップ、フロント、ボディ面など、真っ直ぐに切り揃える時に使うスキル。
コーミングを習慣づける
コーミングによって被毛を垂直に立てることで、被毛の長さが均一になる。
カットの前には必ずコームを使い、被毛を立ち上がらせてカットする。
ピンブラシ
長毛犬種の被毛のもつれ、死毛、ホコリ、フケの除去に使用される。ブラシ形やハンドグローブ形がある。
使い方
親指と人差し指でピンブラシを持ち、他の指は軽く添える。手首のスナップをきかせてローリングするようにブラッシングする。
スリッカー・ブラシ
本来は、剛毛犬種の死毛の除去と発毛を促すためのもの。今では、すべての犬種の毛のもつれや毛玉取り、死毛の除去に使用される。
ダブルコートの犬種の換毛期には必須アイテム。
使い方
親指と人差し指で柄を軽く持ち、ピン先が地肌に触れないように注意する。
コーム
死毛や毛玉の除去、整毛などに使用される。間隔は荒目と細目がある。
剛毛犬種のボディにはピンが短く間隔が密なもの、長毛犬種にはピンが長く間隔の広いものにする。長さが7〜8㎝、ピン間隔が狭い蚤取りコームは、テリア種のアンダーコートを取ったり、蚤取り専用に使用される。
使い方
初めは荒目で地肌までよくとかし、次に細目でとかす。コームに毛玉やもつれが引っかかった時は毛の根元を押さえ、コームを縦にして毛をとかす。
クリッパー(バリカン)
電動のバリカンのこと。片手で操作できる電動式のものが良い。替刃は、刈り残す毛の長さによって刃の厚さを選ぶ。
使い方
犬の体のどの部位を刈るかによって、持ち方を変える。厚い替刃を使用する時には皮膚への食い込み事故に気をつける。
爪切り
爪切りには、ニッパー形とギロチン形がある。大型犬には、ニッパー形。小型犬にはギロチン形が使いやすい。狼爪や子犬の爪には、人間用の爪切りを使うこともできる。
使い方
ギロチン形は、本体の動かない方を親指で、バネで動く方を4本指で持ち、爪の中の血管を確認しながら垂直に切る。その後、角張ったところがないように角を切る。
次に、やすりを使って爪の切り口をなめらかにする。
カンシ
耳の中を清潔に保つために、耳の中の毛を抜くことや内部の汚れを拭き取る時に使用する。
使い方
指先の届く範囲の毛は生えている方向に指で引き抜く。奥の方は毛抜きやカンシで注意深くはさんで抜き取る。
グルーミング用具を使ってみる!
私は普段、ペットショップで子犬と子猫の生体管理を仕事にしています。DVDとテキストで学んだグルーミングをペットショップに在籍する子犬と子猫にやってみました。
- 爪切り
ギロチン形の爪切りの持ち方が反対でした。正しく持つと爪を切り過ぎることなくなりました。血管の様子も見やすくなっとので、スムーズに切ることができました。 - 足裏カット
バリカンを使って足裏の毛を刈り込みました。足裏を触られることが、苦手な子も多く、すぐに動いてしまうので、短い時間で行うのは難しいと感じました。 - 耳掃除
コットンをカンシに巻きつけて耳掃除にも挑戦しました。
今までは綿棒で耳掃除を行っていました。しかし、大型犬の子犬の耳には綿棒は細すぎて、綿棒を何本も使っていました。カンシを使うメリットは、コットンの量で太さを調整できるところだと思いました。
デメリットは、カンシは耳の奥までふけてしまうので、しっかり保定する必要があることです。トリミング台がない状態のうちのペットショップでは、子犬が動いてしまいます。安全に行える環境で実践してみたいと思いました。
まとめ
テキストとDVDの視聴で、道具の使い方は分かりやすく理解することができました。
コームやクリッパーや爪切り、カンシ、バリカンはペットショップで使用していましたが、持ち方が違っているものもありました。特に爪切りは苦手に感じていたので、この教材を使ってから自信を持ってお世話をすることができました。
ただ、練習用モデル犬はもちろんお世話中に動くことがありません。犬を保定しながらグルーミング道具を使う練習ができません。
愛犬が大人しく保定があまり必要ない方には、実践力は身につかないのではないかと思いました。
次は、「作業が困難な犬のグルーミング」を視聴し、学習しようと思います、